教会に行ったことがない方は、礼拝ではどういうことを行っているのか分からないので不安に感じる方もおられると思います。
簡単にご説明します。
1. 前奏
礼拝開始時間に司会者が開会宣言をした後の、ピアノ演奏のことです。出席者はこの時間に黙想し、礼拝に向けて心を落ち着けます。
2. 賛美
ピアノの伴奏に合わせて出席者が歌を歌います。歌集は教会で貸し出しますし、スクリーンにも映します。歌の内容は、神のすばらしさをたたえる歌や、人間の弱さや悩みへの助けを求める歌などで、有名なメロディーのものもあります。
3. 開会の祈り
礼拝の司会者が、礼拝全体が祝福されたときになるようにと、出席者を代表して祈ります。出席者の方は黙祷によって心を合わせます。
4. 主の祈り
主の祈りとは、主イエス・キリストが弟子に教えた祈りで、祈りのお手本です。全員で声に出して祈ります。
5. 牧会の祈り
「牧会」とは、牧師の働き全般をさす言葉です。牧師が礼拝の参加者のため、また病気や急用等で参加できない方のために祈る時間です。様々な苦しみを経験している方々、日本や世界のためにも祈ります。出席者は黙祷をもって心を合わせます。
6. 聖書朗読
その日に牧師が語るメッセージの聖書箇所を司会者が朗読します。神のことばである聖書の朗読は、次の説教と並んで大切なものです。
7. 説教
礼拝で最も大きな部分を占めます。神のことばである聖書を忠実に解き明かし、神について、人間について、人生について、世の中について、指針となるべきメッセージをお話しします。自分を省み、新しい気づきが与えられ、一週間を生きる力や希望が与えられます。
8. 献金
献金は会費や聴講料ではなく、自らのいのちや生活が支えられ守られていることへの感謝を表すことです。袋が回ってきますが、献金の趣旨についてまだ理解できないと感じる方は、そのまま袋を隣の方にお回し下さい。
9. 頌栄(しょうえい)
「頌栄」は「神の栄光をほめたたえる」という意味です。礼拝の終わりに、讃美歌の中からそのようなテーマを持つ短い曲を歌います。
10. 祝祷
(しゅくとう、祝福の祈り)
礼拝の最後に、牧師が出席者全員のために、神の守りと祝福を願って、神への祈りをささげます。黙祷をもって心を合わせます。
エホバの証人(ものみの塔)・統一協会(教会)・モルモン教とは関係ありません